Chrome が Windows 11 に Fluent オーバーレイスクロールバーを追加

滑らかなオーバーレイスクロールバーにより、Chrome でのスクロール方法が変わります

Microsoft はこれまで、Windows 11 Fluent のデザインに合わせて Chromium のオーバーレイスクロールバーと非オーバーレイスクロールバーを最新化することに取り組んできました。最新では、「Fluent オーバーレイスクロールバー」を Chrome に追加しています。この機能は Canary で利用できます。有効にする方法は次のとおりです。

Fluent オーバーレイスクロールバーは、Microsoft が Windows 11 向けに設計したオーバーレイスクロールバーです。ミニマルとフルの 2 つのモードがあります。最小モードでは、スクロールバーの位置を示す細い線が表示されます。フルモードは、ボタンとスクロールバーのトラックを示す太いバーです。マウスを移動する場所に応じて、スクロールバーのモードが切り替わります。

オーバーレイスクロールバーには通常 1 つのモードしかなく、スクロールバーの上にマウスを置くと常に表示されます。

マイクロソフトは設計する Chrome の流暢なオーバーレイスクロールバー確保するコンテンツの上部に表示されるスクロールバーは、コンテンツが大きくなるたびに表示されるわけではありません。これにより、スクロールバーの下のコンテンツが見やすくなり、クリックしやすくなります。

つまり、内部のスクロール可能なコンテンツが展開されても、スクロールバーはポップしたり点滅したりしません。

たとえば、誰かとチャットしていて、その人が大量のメッセージを送信してきた場合、新しいメッセージが表示されるたびにスクロールバーが表示されたり消えたりし続けるわけではありません。右側の Chrome で Fluent Overlay スクロールバーを有効にして、埋め込み gif の動作を確認してください。

Microsoft では、このタイプのスクロールバーを次のように定義しています。